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公演情報

2020年度 映像 蒲田リアクター計画

映像「蒲田リアクター計画」

(公財)大田区文化振興協会は、現代アート事業OTAアート・プロジェクト《マチニエヲカク》の一環として、2021年4月16日(金)から映像「蒲田リアクター計画」を配信しています。

~市川平(特殊照明作家) × 蒲田東口モニュメント~

この度、大田区在住の特殊照明作家・市川平とJR蒲田駅東口広場のモニュメント『上昇気流』とのコラボレーション映像を制作します。

市川平は、1988年『ドームのないプラネタリウム』を制作して以来、鉄や工業用素材などを使用した彫刻を長年制作してるアーティストです。2016年から、特殊照明作家として自身で制作した特殊な照明機械「移動式光源」などを用いて、多くのアーティストと精力的にコラボレーションを重ねています。今回、市川平とコラボレートするJR蒲田駅東口広場のモニュメント『上昇気流』は、1989年に制作されました。蒲田を羽田空港の表玄関として、飛行機の軌跡をモチーフとしています。平成の始まりに、大田区が市民とともに夢みた近未来都市のシンボルです。また、映像は美術家・大洲大作が撮影します。蒲田モニュメントと特殊照明(リアクター/化学反応装置)の遭遇にご注目ください!

映像は、当協会YouTubeチャンネルで配信中です。

監修・出演:市川平(特殊照明作家)

1965年大田区生まれ、大田区在住。1991年武蔵野美術大学院修了。同年、第二回キリンコンテンポラリーアワード グランプリ受賞。第三回ジャパンアートスカラシップ グランプリ受賞。1988年『ドームのないプラネタリウム』を制作以来、現代的なモチーフを選び彫刻でありながら様々な素材、要素を取り入れ、SF的な物語性を感じさせる作品群を作り続けている。近年では『ドームツアープロジェクト』『マジカルミキサープロジェクト』などの目標達成型アートワークを手掛ける。2016年より元彫刻家の特殊照明作家として様々な現場で新たなフィールドを展開中。

モニュメント:『上昇気流』1989年

(株)横川環境デザイン事務所代表 故・横川昇二(後に東京工科大学デザイン学部教授)/都市環境デザイン会議、公共の色彩を考える会/東京藝術大学デザイン課修士課程1975年修了/隅田川桜橋・丸子橋・大師橋景観設計、上野中通商店街“上中”計画など/『パブリックデザイン事典』(共著、産業調査会)『カラーコーディネーションの実際:環境色彩』(共著、東京商工会議所)など。

映像:大洲大作(美術家)

大洲大作 写真

1973年大阪生まれ、横浜市在住。写真を軸に、営為を風景にみる。列車などの車窓にうつろい滲む、営為をうつす光そして影を掬い上げる《光のシークエンス》《遠/近》などを制作。主な展示に、2018-19年「めがねと旅する美術展」(青森県立美術館ほか)、2018年「あいちトリエンナーレ×アートラボあいち site & art 02 窓から。」(アートラボあいち)、2016年「さいたまトリエンナーレ」、2012-13年「始発電車を待ちながら」(東京ステーションギャラリー)、2019年「大洲大作 未完の螺旋」(旧·博物館動物園駅、個展)など。

主催

(公財)大田区文化振興協会
大田区

協力

蒲田東口商店街商業協同組合
伊藤丙雄(東京工科大学デザイン学部長)
スター楽器株式会社
グランデュオ蒲田店
ビッグエコー蒲田店