公演情報
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令和5年度は、大田区を拠点に国内外の展覧会や芸術祭で活躍するアーティスト・早崎真奈美さんを講師に迎えました。
夏休みアート・プログラムは、大田区の子ども達がアートに触れる機会創出を目的としています。早崎さんの作品の大切な要素である影と光をキーワードに、太陽光でつくる青い写真・サイアノタイプで科学とアートを楽しむワークショップを開催しました。
第一部では、ピンホールカメラを作って小さな覗き穴から見る逆さまの景色を楽しみながら、光と影で像を結ぶカメラの仕組みを学びました。第二部では、夏の眩しい日差しで作る影と光のアート、サイアノタイプアートをさまざまな素材をコラージュして作品を制作しました。
参加者は、ワークショップと早崎さんとの交流を通して、日中当たり前のようにそこにある自然光が引き起こす現象や効果を改めて学び、遊ぶ機会となりました。
尚、会場である大田文化の森は、図書施設が併設している公共文化施設です。施設の協力により、リサイクル本をサイアノタイプに使用する素材として活かしました。
All Photo:Daisaku OOZU
六甲ミーツ・アート2020芸術散歩「白い山」
大阪生まれ、大田区在住。2003年京都市立芸術大学美術学部日本画科卒業、2007年ロンドン芸術大学チェルシーカレッジオブアートアンドデザインBA fine Art卒業。自然史と人類の関係から見える人間性を考察する作品を、主に紙を使ったインスタレーションで表現している。平面の要素を強く持ちながらも空間に配置されるオブジェは平面と立体の間を曖昧に漂う。「六甲ミーツ・アート芸術散歩2020」、「越後妻有 大地の芸術祭2022」参加の他、個展・グループ展多数。