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公演情報

馬込文士村 空想演劇祭2021

~Road to 馬込文士村演劇祭~ 『文士村座談会vol.4』

なぜ今、「馬込文士村」を取り上げるのか?
『馬込文士村演劇祭』を企画した経緯や文士村の魅力を、座談会形式でYouTubeからライブ配信しました。

日時 2021年11月12日(金) 20:30~21:30
テーマ 文士の交流と文学館のつながり
出演 萩原朔美(前橋文学館館長)
石川士朗(北区文化振興財団 田端文士村記念館 館長補佐/研究員)
安田雅弘(劇団 山の手事情社 主宰、演出家)
嶋村能守(大田区文化振興協会 文化芸術振興課長)
進行:淵脇久子(大田区文化振興協会 文化芸術振興課 企画担当)
協力 劇団 山の手事情社、ノミガワスタジオ

ゲストプロフィール

萩原 朔美(ハギワラ サクミ)

多摩美術大学名誉教授、前橋文学館館長、映像作家。母は小説家萩原葉子。祖父は詩人萩原朔太郎。1967年、寺山修司主宰演劇実験室・天井桟敷立ち上げに参加。俳優、演出家として活動。1972年、山口勝弘、中谷不二子達のビデオひろばに参加。映像作品を制作。1975年、月刊「ビックリハウス」をパルコ出版から創刊。編集長を務める。1982年多摩美術大学講師。以後、教授、学科長、学部長、理事を歴任。2016年より前橋文学館館長。

萩原朔美
石川 士朗(イシカワ シロウ)

(公財)北区文化振興財団 田端文士村記念館 館長補佐・研究員。1978年、東京都北区田端出身。2002年より現職。これまで同館で「室生犀星・萩原朔太郎の交友」展、「芥川龍之介の結婚と生活」展、ゲーム「文豪とアルケミスト」とのタイアップ展示を手掛けたほか、鍛金家で人間国宝・奥山峰石の常設展示スペース(飛鳥山博物館)を担当。また、2022年開催予定の展覧会「萩原朔太郎大全」の実行委員も務める。

安田 雅弘(ヤスダ マサヒロ)

「馬込文士村 空想演劇祭」アートディレクター。東京生まれ。演出家。劇団 山の手事情社主宰。日本の現代演劇を代表する劇団の演出家として、国内のみならず、海外での評価も高く、多数の外部委嘱公演を演出。2012年にはルーマニアの国立劇場より委嘱を受け、近松門左衛門作品を演出。翌年にはルーマニアのシビウ国際演劇祭より「特別功労賞」を受賞。ほかにもさまざまなワークショップの講師、全国高等学校演劇大会などコンクールの審査員をつとめている。また、「自分を魅力的に見せる多方面にわたるヒント」としての〈演劇的教養〉を一般社会で活用することにも力を注いでいる。2018年、〈演劇的教養〉の魅力を伝える、『魅せる自分のつくりかた』(講談社選書メチエ)を上梓。

演出家

演劇公演&トークイベント

大田区内に拠点を持つ劇団 山の手事情社による演劇公演と、特別ゲストを招いたトークイベントを開催。2021(令和3)年度の空想演劇祭の配信内容などもご紹介しました。

日時 2021年12月5日(日) ①13:00開演 ②16:00開演
会場 大田文化の森 ホール

プログラム

前半 演劇公演

演劇公演の写真1
演劇公演の写真2
『おたふく』

原作:山本周五郎、演出:安田雅弘
出演:劇団 山の手事情社

後半 トークイベント

①ゲスト:萩原朔美(前橋文学館館長)

1946年11月14日東京生。多摩美術大学名誉教授。前橋文学館館長。映像作家。母は小説家萩原葉子。祖父は詩人萩原朔太郎。1967年、寺山修司主宰演劇実験室・天井桟敷立ち上げに参加。俳優、演出家として活動。1972年、山口勝弘、中谷不二子達のビデオひろばに参加。映像作品を制作。1975年、月刊「ビックリハウス」をパルコ出版から創刊。編集長を務める。1982年年多摩美術大学講師。以後、教授、学科長、学部長、理事を歴任。2016年より現職。主な著作「思い出の中の寺山修司」筑摩書房。「毎日が冒険」三月書房。「時間を生け捕る」フイルムアート社。「演劇実験・天井桟敷の人々」フレーベル館。「死んだら何を書いてもいいわ」新潮社。「劇的人生こそ真実」新潮社。

萩原朔美
①ゲスト:清家雪子(漫画家)

『秒速5センチメートル』(原作/新海誠氏)『まじめな時間』を連載後、日本の近代詩歌俳句を2次創作し話題を呼んだ『月に吠えらんねえ』で第20回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞、第19回センスオブジェンダー賞 大賞を受賞。現在リブート作である『月に吠えたンねえ』を連載中。

清家雪子
②ゲスト:村岡美枝(翻訳家)

日本女子大学大学院博士課程前期修了。作家の妹・村岡恵理と共に祖母・村岡花子の著作物の管理、研究に従事、東洋英和女学院内の「村岡花子展示コーナー」の企画に関わる。また日本とカナダの友好関係促進につとめる。訳書に『アンの想い出の日々』(新潮文庫、2012年)、『王子とこじき』(学研プラス、2016年)、『ヒルダさんと3びきのこざる』(徳間書店、2017年)、『ひびけわたしのうたごえ』(福音館書店、2021年)などがある。2008年、村岡花子訳『赤毛のアン』シリーズ(新潮文庫)の補訳を手がけた。

村岡美枝
②ゲスト:村岡恵理(作家)

成城大学文芸学部卒業。雑誌の記者を経て、翻訳家の姉、村岡美枝と共に祖母・村岡花子の資料、蔵書の管理、研究に従事。また、日本とカナダの友好関係促進につとめる。著書『アンのゆりかご~村岡花子の生涯~』(マガジンハウス、2008年/新潮社[文庫]、2011年)は、2014年NHK朝の連続テレビ小説「花子とアン」の原案となる。その他の著書に『アンを抱きしめて』(絵・わたせせいぞう/NHK出版、2014年)、編著に『村岡花子と赤毛のアンの世界』(河出書房新社、2013年)など。近著は、作詞家岩谷時子の生涯を描いた『ラストダンスは私に 岩谷時子物語』(光文社、2019年)。

村岡美枝(作家)