最新の展示情報
川端龍子+高橋龍太郎コレクション コラボレーション企画展「ファンタジーの力」
会期:2024年12月7日(土)~ 2025年3月2日(日)
展示内容の紹介
日本屈指のアートコレクターとして知られる精神科医・高橋龍太郎氏のコレクションを、日本画家・川端龍子(かわばたりゅうし、1885-1966)の作品とともに展示するコラボレーション企画展を、好評だった2021年の「川端龍子vs.高橋龍太郎コレクション」に引き続き開催します。高橋氏が1990年代半ばから収集を始めた日本の現代アートのコレクションは現在3,500点を越え、これまで全国7館を巡回した「ネオテニー・ジャパン―高橋コレクション」展(2008‐10)をはじめ、国内外の様々な展覧会で紹介されてきました。そして、2024年に東京都現代美術館で「日本現代美術私観:高橋龍太郎コレクション」が大々的に開催され、高橋氏のコレクターとしての軌跡が紹介されました。
龍子記念館における今回のコラボレーション企画展においては、「ファンタジー」をテーマに、高橋龍太郎コレクションが所蔵する草間彌生や李禹煥、奈良美智、加藤泉、丸山直文、宮永愛子ら20名を超える作家たちの作品を川端龍子の作品とともに展示します。さらに新たな試みとして、ブックディレクター・幅允孝氏が各章のテーマに沿って選書した本を展示室に設置し、来館者がアートと本をとおして想像の扉を開くことができる構成としています。川端龍子や現代を生きるアーティストたちの作品が織り成す世界から、鑑賞する皆さまそれぞれの「ファンタジーの力」を感じとってください。
■出品作家 (五十音順)
川端龍子
青山悟、安藤正子、池田学、伊勢周平、大野智史、樫木知子、加藤泉、草間彌生、小林孝亘、さわひらき、杉戸洋、玉山拓郎、堂本右美、中村一美、奈良美智、名和晃平、西ノ宮佳代、西村陽平、町田久美、丸山直文、宮永愛子、目 [mé]、李禹煥 (全24名)
主催:(公財)大田区文化振興協会
協力:高橋龍太郎コレクション、医療法人社団こころの会、(有)BACH
後援:朝日新聞 ネットワーク報道本部 首都圏ニュースセンター
【特別展示】旧川端龍子邸画室「アトリエの異世界」
龍子が制作に打ち込んだアトリエは、1938年に画家自身の構想により造り上げられ、国の有形文化財にも指定されています。本展ではそのアトリエ内に、加藤泉、西村陽平、宮永愛子の作品を展示します。
①アトリエ内の作品見学
開館日の13:30~14:00(要事前予約・定員15名)
通常は入ることができないアトリエに入室し、作品鑑賞ができます。
※本展チケットをお持ちの方が対象となります。
https://peatix.com/group/16409527
②アトリエでの読書体験
開館日の11:30~13:00(要事前予約・定員8名)
資料費:一般200円、小中学生100円
現代アートを眺めながら、幅允孝氏の選書した本を読む時間を体験できます。
※対象は小学生以上です。(小学校3年生以下は保護者同伴)
※古い建造物で暖房機器が整っていないため、暖かい服装でご参加ください。
https://peatix.com/group/16408785
主な展示作品
展示情報
会期 | 2024年12月7日(土)~ 2025年3月2日(日) |
---|---|
開館時間 | 9:00~16:30(入館は16:00まで) |
休館日 | 月曜日(1月13日(月・祝)と2月24日(月・祝)は開館し、1月14日(火)と2月25日(火)に休館)、年末年始(12月29日~1月3日) |
入館料 | 一般:1000円 中学生以下:500円 |
龍子公園のご案内 | 10:00、11:00、14:00 ※上記のお時間に開門し、解説を聞きながらご見学いただけます(30分程)。 時間外は閉門しております。 |
ギャラリートーク | ギャラリートーク開催日:12月15日(日)、1月19日(日)、2月23日(日) 関連イベントトークイベント「川端龍子+高橋龍太郎コレクション コラボレーション企画展」 |
会場 | 大田区立龍子記念館 |