

公演情報
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協会主催公演
熊谷恒子記念館では、再開後二回目のかなの美展を開催します。
本展では、書家・熊谷恒子(1893~1986)が近代短歌を追想したかな書を紹介します。近代短歌は、明治期に従来の和歌を見直すため、その改良に取り組まれたものです。正岡子規(1867~1902)は、1898年に「歌よみに与ふる書」を連載して短歌革新に着手した人物です。正岡の没後、伊藤左千夫(1864~1913)や長塚節(1879~1915)らがアララギ派へと発展させ、正岡の短歌論は近代歌人に影響を与えました。
戦後、書道展覧会が活発に開催されるようになり、新たな書表現が誕生しました。近代短歌を好んでいた恒子が制作した《秋の夜を》(1959年)は、伊藤らによって編集された正岡の遺稿『竹乃里歌』を題材としています。また、長塚が秋の黄昏を詠った短歌をもとにした《秋のそら》(1962年)や、伊藤が霜枯の垣根に咲く冬牡丹を詠んだ短歌を表現した《冬ぼたん》(1966年)などを発表し、恒子はかな書の発展に尽力しました。時代に沿って書の表現が変化する中、古典を尊重しつつ、近代短歌をたどりながら、優美なかな書を追究した恒子の作品をお楽しみください。
令和6年12月21日(土)~令和7年4月6日(日)
日程 | 9:00~16:30(入館は16:00まで) |
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会場 | 熊谷恒子記念館 |
ジャンル | 展示・イベント |
料金(税込) |
一般100円、中学生以下50円 ※65歳以上(要証明)、未就学児及び障がい者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料 ※4月6日(日)は、「第35回馬込文士村大桜まつり」開催に伴い、無料公開いたします。 |
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