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公演情報

協会主催公演

Future for OPERA in Ota,Tokyo2024(アプリコオペラ) J.シュトラウスⅡ世 オペレッタ《こうもり》全幕 日本語上演

2024年、オペラプロジェクト集大成!ウィンナ・オペレッタの最高傑作!
コミカルでユーモアなステージと華やかなパーティーシーンに、最後はシャンパンを飲んですべて忘れて陽気な気分になるオペレッタ《こうもり》を、豪華ソリストと区民合唱団がお届けします♪

※本公演はチケット半券サービス アプリコ割の対象公演となります。詳細は下記よりご確認ください。

2024年8月31日(土)、9月1日(日)

日程 各日14:00開演(13:15開場)
※予定上演時間約3時間30分(休憩を含む)
会場 大田区民ホール・アプリコ 大ホール
ジャンル 公演(コンサート)
演目・曲目

J.シュトラウスⅡ世 オペレッタ《こうもり》全幕(日本語上演)

出演

《8月31日》
大沼 徹(アイゼンシュタイン)
砂川涼子(ロザリンデ)
山下浩司(フランク)
山下裕賀(オルロフスキー公爵)
西山詩苑(アルフレード)
池内 響(ファルケ)
髙梨英次郎(ブリント)
宮地江奈(アデーレ)
岩谷香菜子(イーダ)
志村文彦(フロッシュ)
柴田真郁(指揮)

《9月1日》
又吉秀樹(アイゼンシュタイン)
小林厚子(ロザリンデ)
大川 博(フランク)
井出壮志朗(オルロフスキー公爵)
澤﨑一了(アルフレード)
黒田祐貴(ファルケ)
西岡慎介(ブリント)
湯浅桃子(アデーレ)
河向来実(イーダ)
志村文彦(フロッシュ)
柴田真郁(指揮)

東京ユニバーサル・フィルハーモニー管弦楽団(管弦楽)
TOKYO OTA OPERA コーラス(合唱)
※出演者は変更になる場合もございます。予めご了承ください。

チケット情報

チケット情報

発売開始日

  • オンライン:2024年5月14日(火)10:00
  • チケット専用電話:2024年5月14日(火)10:00~14:00(発売初日のみ)
  • 窓口販売:2024年5月14日(火)14:00~

チケットの購入方法について

オンラインチケット購入別ウィンドウ

料金(税込)

全席指定
S席 10,000円
A席 8,000円
B席 5,000円(8/31、9/1ともに予定枚数終了)
25歳以下(S席を除く) 3,000円
※未就学児入場不可

【座席表】

座席表(PDF)

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催し物詳細

柴田真郁ⒸT.tairadate
髙岸未朝
大沼 徹©Satoshi TAKAE
又吉秀樹©T.tairadate
砂川涼子©︎FUKAYA/auraY2
小林厚子©︎FUKAYA/auraY2
山下浩司
大川 博
山下裕賀©︎FUKAYA/auraY2
井出壮志朗
西山詩苑
澤﨑一了
池内 響
黒田祐貴©NIPPON COLUMBIA
髙梨英次郎
西岡慎介
宮地江奈©︎FUKAYA/auraY2
湯浅桃子©︎FUKAYA/auraY2
岩谷香菜子
河向来実©Ayane Shindo
志村文彦
東京ユニバーサル・フィルハーモニー管弦楽団
TOKYO OTA OPERAコーラス

プロフィール

柴田真郁(指揮)

1978年東京生まれ。国立音楽大学声楽科を卒業後、合唱指揮やアシスタント指揮者として藤原歌劇団、東京室内歌劇場等で研鑽を積む。2003年に渡欧、ドイツ各地の劇場、オーケストラで研鑽を積みながら、2004年にウィーン国立音楽大学マスターコースでディプロムを取得。修了演奏会でヴィディン・シンフォニーオーケストラ(ブルガリア)を指揮した。同年末には、ハノーファー・ジルベスター・コンサート(ドイツ)に客演し、プラハ室内管弦楽団を指揮。翌年末のベルリン室内管弦楽団にも客演、2年連続でジルベスターコンサートを指揮して大成功を収める。2005年、リセウ大歌劇場(スペイン・バルセロナ)のアシスタント指揮者オーディションに合格し、セバスティアン・ヴァイグレ、アントーニ・ロス=マルバ、レナート・パルンボ、ジョセップ・ヴィセント氏等のアシスタントとして、様々な演出家や歌手と携わり上演で大きな信頼を得た経験は、オペラ指揮者としての礎となっている。帰国後は主にオペラ指揮者として活動し、2010年、池辺晋一郎「死神」で日本オペラ協会にデビュー。同年、五島記念文化財団オペラ新人賞を受賞して研修生として再度渡欧し、イタリアの劇場を中心に研鑽を積んだ。その後は、ヴェルディ「仮面舞踏会」、石井歡「袈裟と盛遠」、プッチーニ「トスカ」等を指揮。2018年1月には、藤原歌劇団とマスネ「ナヴァラの娘」(日本初演)&レオンカヴァッロ「道化師」を上演、同年12月には、関西二期会とリムスキー=コルサコフ「サルタン王の物語」を上演し、好評を得る。その他、名古屋音楽大学、関西歌劇団、堺シティオペラ(大阪文化祭賞奨励賞受賞)等にて指揮。しなやかでありながら、ドラマティックな音楽作りには定評がある。近年では管弦楽にも力を入れており、これまでに、東響、東京フィル、日本フィル、神奈川フィル、名古屋フィル、日本センチュリー響、大響、群響、広響、兵庫芸術文化センター管等を指揮。指揮を十束尚宏、星出豊、ティロ・レーマン、サルバドール・マス・コンデの各氏に師事。平成22年度(2010年)五島記念文化財団オペラ新人賞(指揮)受賞。

髙岸未朝(演出)

東京都生まれ。明治大学文学部演劇学専攻卒業。劇団俳優座研究所文藝演出部修了。両親が画家という環境で幼少時から絵筆を持つ生活を送り、芸術の道へと目醒める。学生時代より舞台活動を開始し、脚色・演出を手掛ける。2004年6月にはマスカーニ作曲「友人フリッツ」(小劇場オペラシリーズ)の演出で新国立劇場にデビュー。2009年6月にはモンテヴェルディ作曲「ウリッセの帰還」(東京二期会)をヘンツェ編曲版で日本初演、「オペラ演出かくあるべし」と各紙で絶賛される。演出作品「トゥーランドット」(2013年)、「ポッペアの戴冠」(2019年)が三菱UFJ信託音楽賞奨励賞を、「イル・トロヴァトーレ」(2017年)が三菱UFJ信託音楽賞をそれぞれ受賞した。活動の場はオペラに留まらず、演劇やコンサートと幅広く、脚色・ステージング・振付と多岐にわたる。現在、東京藝術大学、国立音楽大学・大学院、相愛大学音楽学部、劇団俳優座演劇研究所各講師。劇団俳優座文藝演出部所属。

大沼 徹(アイゼンシュタイン)

東海大学卒業、同大学院修了。大学院在学中に渡独、フンボルト大学にて研鑽を積む。二期会オペラ研修所修了。平成22年度五島記念文化賞受賞。オペラでは、二期会『オテロ』イアーゴ、『魔笛』パパゲーノ、新国立劇場『愛の妙薬』ベルコーレ、日生劇場『コジ・ファン・トゥッテ』ドン・アルフォンソ等で出演。近年も勢いそのままに、二期会『フィガロの結婚』アルマヴィーヴァ伯爵、日生劇場『ランメルモールのルチア』エンリーコ等で出演している。またコンサートソリストとして国内主要オーケストラとの共演や、ツィンマーマン「ある若き詩人のためのレクイエム」日本初演等、話題の公演にも参加。また、「冬の旅」等のドイツ歌曲の分野でも高い評価を得ている。2023年6、7月神奈川フィル・京響・九響『サロメ』ヨカナーン、11月日生劇場『マクベス』タイトルロールにて出演、高い評価を得た。東海大学、国立音楽大学各講師。二期会会員。

又吉秀樹(アイゼンシュタイン)

東京藝術大学卒業。同大学大学院修了。第40回イタリア声楽コンコルソ優勝、ミラノ大賞受賞。トスティ歌曲国際コンクールアジア予選大会アジア代表、読売新聞社賞受賞。イタリア、オーストリアで研鑽を積む。オペラでは、2014年二期会『イドメネオ』タイトルロールに抜擢され、輝かしい美声と確かな音楽性で高い評価を得る。その後も二期会『こうもり』アイゼンシュタイン、同『天国と地獄』オルフェ/ジュピター、新国立劇場『ルチア』アルトゥーロ、愛知県芸術劇場『バスティアンとバスティエンヌ』バスティアン、日生劇場『アラジンと魔法の歌』アラジン等にも出演。また、コンサートでもベートーヴェン「第九」、ヘンデル「メサイア」等のソリストを務めている。2022年10月よりバリトンに声種転向。転向後の11月には二期会『天国と地獄』ジュピターにて出演した。二期会会員。

砂川涼子(ロザリンデ)

武蔵野音楽大学卒業、同大学大学院修了。2001年より第10回(財)江副育英会オペラ奨学生として、2005年より五島記念文化財団の奨学生として渡伊。第34回日伊声楽コンコルソ、第69回日本音楽コンクール第1位。第12回リッカルド・ザンドナイ国際声楽コンクールでザンドナイ賞受賞。2000年新国立劇場小劇場オペラ「オルフェオとエウリディーチェ」で本格デビュー。藤原歌劇団には、2001年「イル・カンピエッロ」のガスパリーナでデビュー以降、「ランスへの旅」「ラ・ボエーム」「フィガロの結婚」「道化師」「ラ・トラヴィアータ」「ジャンニ・スキッキ」等で常に絶賛されている。日本オペラ協会には、2021年「キジムナー時を翔ける」で初登場し、「源氏物語」「夕鶴」で高評を博す。新国立劇場には、「トゥーランドット」「ドン・ジョヴァンニ」「ドン・カルロ」「カルメン」「魔笛」「ホフマン物語」「夜叉ケ池」「ウェルテル」「ジャンニ・スキッキ」で出演。その他、NHKニューイヤーオペラコンサートに連続出演するなど、人気・実力を兼ね備えた歌唱は常に高い評価を得ている。CD「ベルカント」好評発売中。第16回五島記念文化賞オペラ新人賞受賞。藤原歌劇団団員。日本オペラ協会会員。武蔵野音楽大学非常勤講師。

小林厚子(ロザリンデ)

東京藝術大学卒業、同大学大学院修了。日本オペラ振興会オペラ歌手育成部修了。文化庁芸術インターンシップ研修員。文化庁新進芸術家海外留学制度研修員としてイタリアで研鑽を積む。藤原歌劇団にデビュー後、諸役を経て2007年「蝶々夫人」に抜擢されタイトルロールデビュー。その後同役は度々演じているほか、2018年には「ナヴァラの娘」(日本初演)のアニタで高い評価を得た。これまでに「フランチェスカ・ダ・リミニ」フランチェスカ、「マリア・ストゥアルダ」エリザベッタ、「マクベス」マクベス夫人等で出演を重ねている。2015年イタリア・ビトントでのトラエッタ・オペラフェスティバル「蝶々夫人」タイトルロールでトラエッタ劇場及びクルチ劇場にてイタリアデビュー。その他びわ湖ホール「ワルキューレ」ゲルヒルデ、新国立劇場高校生のためのオペラ鑑賞教室「蝶々夫人」「トスカ」各タイトルロールで出演し、いずれも成功を収めている。2018年新国立劇場「トスカ」千秋楽公演においては急遽代役でタイトルロールを務めた。また2021年「ワルキューレ」ジークリンデ、「ドン・カルロ」エリザベッタに代役として登場し、いずれも高評を得ている。コンサートでは、NHKニューイヤーオペラコンサート、ベートーヴェン「第九」、ヴェルディ「レクイエム」などのソロで多くのオーケストラと共演。藤原歌劇団団員。一般財団法人地域創造登録アーティスト。

山下浩司(フランク)

国立音楽大学卒業。同大学院修了後、ザルツブルク及びウィーン国立音楽大学にて学ぶ。オペラでは、二期会『フィガロの結婚』タイトルロール、『パルジファル』グルネマンツ、新国立劇場『ピーター・グライムズ』ホブソン、日生劇場『夕鶴』惣ど、新日本フィル『ラインの黄金』(演奏会形式)ファフナー、びわ湖ホール『ワルキューレ』フンディング等でも出演している。コンサートでも「第九」等のソリストとしても高い評価を得ている。またドイツ歌曲においても多数のレパートリーを持ち、2014年度は国立音楽大学長期国外研究員としてニューヨークで研鑽を積む。帰国後、Hakuju Hallにて、シューベルト「美しき水車小屋の娘」全曲リサイタルを開催、絶賛を博した。本年7月、二期会『椿姫』ドビニー、11-12月全国共同制作『こうもり』フランクにて出演。国立音楽大学教授。二期会会員。

大川 博(フランク)

国立音楽大学卒業、同大学院修了。二期会オペラ研修所修了。修了時に優秀賞受賞。さわかみオペラ芸術振興一般財団法人の助成にて渡伊。令和2年度文化庁新進芸術家海外研修制度研修生として再び渡伊。2017年6月トリエステ・ヴェルディ歌劇場シーズンプログラムコンサート、2017年11月トリエステ・ヴェルディ歌劇場《エフゲニー・オネーギン》中隊長役でイタリアデビューを果たし、国内でも二期会『ジャンニ・スキッキ』ベット、『蝶々夫人』ヤマドリ、『天国と地獄』ジュピターなどで出演。またコンサートでも、J.S.バッハ「マタイ受難曲」をはじめ、モーツァルト「レクイエム」、ベートーヴェン「第九」、ヘンデル「メサイア」等のソリストとしても活躍。本年2月に話題を呼んだ、二期会『トゥーランドット』にて演じたピンは、好評を博した。二期会会員。

山下裕賀(オルロフスキー公爵)

京都府出身。東京藝術大学声楽科卒業。同大学院修士課程オペラ専攻を首席修了。同大学院博士後期課程単位取得。第92回日本音楽コンクール声楽部門第1位、および岩谷賞(聴衆賞)受賞。第9回静岡国際オペラコンクール三浦環特別賞受賞。オペラでは、日生劇場《ヘンゼルとグレーテル》ヘンゼル役、《カプレーティとモンテッキ》ロメーオ役、《セビリアの理髪師》ロジーナ役などに出演。その他のコンサートでは、ベートーヴェン《第九》をはじめ、ヤナーチェク《グラゴル・ミサ》、ドヴォルザーク《スターバト・マーテル》で東京都交響楽団と共演するなど、多数でソリストを務めている。名古屋音楽大学主催、ヴェッセリーナ・カサロヴァ女史によるマスタークラスを受講。NHK-FM「リサイタルパッシオ」出演。日本声楽アカデミー会員。

井出壮志朗(オルロフスキー公爵)

神奈川県横浜市出身。第27回奏楽堂日本歌曲コンクール歌唱部門第2位、第47回イタリア声楽コンコルソシエナ大賞、第17回東京音楽コンクール第3位、第55回日伊声楽コンコルソ入賞他、多数の賞を受賞。イタリアにて研鑽を詰み、藤原歌劇団公演「フィガロの結婚」「清教徒」「蝶々夫人」「カルメン」他多くのオペラに主要なキャストで出演し好評を博している。その他、新国立劇場や小澤征爾音楽塾などの外国人キャストのカバー歌手を務めるなど、活躍の場を広げている。そして、モーツァルト作曲「戴冠ミサ」、ベートーヴェン作曲「交響曲第九番」や、ブラームス作曲「ドイツ・レクイエム」などの宗教曲や交響曲等のソリストも務めている。そして日本のオペラ、歌曲にも重点を置いて取り組んでおり、初演の日本語歌劇にも多数出演している。藤原歌劇団団員。

西山詩苑(アルフレード)

東京藝術大学および同大学院オペラ専攻修了。平成28年度公益財団法人青山財団奨学生。第8回日光国際音楽祭声楽コンクール入賞。Rainer Trost氏のマスタークラス受講。第67回藝大オペラ定期公演《魔笛》タミーノ役、オペラ《愛の妙薬》ネモリーノ役を演じる。また、2024年小澤征爾音楽塾オペラプロジェクトⅩⅩ《コジ・ファン・トゥッテ》フェランド役カバーキャストを務める。朝日新聞社主催の第68回、第69回藝大メサイアをはじめ、藝大定期第407回合唱定期演奏会《ミサ・ソレムニス》、バッハ作曲《マタイ受難曲》の福音史家、《ロ短調ミサ》、モーツァルト作曲《レクイエム》、《戴冠ミサ》、ハイドン作曲《天地創造》、《四季》など多数のミサ曲やオラトリオにソリストとして出演する。

澤﨑一了(アルフレード)

国立音楽大学卒業。日本オペラ振興会オペラ歌手育成部第27期生修了。第30回ソレイユ音楽コンクールにて第2位及び優秀賞受賞。第53回日伊声楽コンコルソ第2位及び五十嵐喜芳賞受賞。第2回V.テッラノーヴァ国際声楽コンコルソ第1位。藤原歌劇団には、2016年「トスカ」のスポレッタでデビュー。「ラ・トラヴィアータ」アルフレード、「カルメン」ドン・ホセ、「清教徒」(共催:新国立劇場・東京二期会)アルトゥーロに出演し、いずれも高い評価を得ている。これまでに「リゴレット」マントヴァ公爵、「連隊の娘」トニオ、「愛の妙薬」ネモリーノ、「トスカ」カヴァラドッシ等、様々なオペラに出演。2015年トラエッタ・オペラフェスティバル「蝶々夫人」ピンカートンにてイタリアデビュー。平成27年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業「ラ・ボエーム」でロドルフォを好演。2015年より、文化庁子どものための本物の舞台体験事業「てかがみ」のリチャード・マクベインで3年連続出演している。その他、ヴェルディ及びモーツァルトの「レクイエム」や「第九」「メサイア」、天皇陛下御即位二十年奉祝曲「太陽の光」を歌うなど、多岐に渡り活躍をしている新進テノール。藤原歌劇団団員。立教池袋中学・高等学校講師。

池内 響(ファルケ)

東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。 同大学院修士課程音楽研究科声楽(オペラ)専攻修了。2015年、日生劇場《ドン・ジョヴァンニ》タイトルロールでオペラ・デビュー。2017年に渡伊。ミラノで研鑽を積み、2018年に第56回ヴェルディの声国際コンクール入選。2019年には、第 20 回リヴィエラ・エトゥルスカコンクール、第5回G. B.ルビーニ国際コンクール、そして第10回サルヴァトーレ・リチートラ声楽コンクールにそれぞれ優勝 。同年、イタリア・オルテ市およびマッサ・マリッティマ市主催「リリカ・イン・ピアッツァ」にて《ラ・ボエーム》マルチェッロ役でヨーロッパ・デビュー。帰国後、2021年、日生劇場《ラ・ボエーム》マルチェッロ役で出演し絶賛された。2022 年、第20回東京音楽コンクール第1位及び聴衆賞を受賞。2023年は宮崎国際音楽祭《仮面舞踏会》レナート役で好評を博し、各地で開催されるベートーヴェン「第九」公演への出演が予定されている。 第37回姫路市芸術文化奨励賞、第25回坂井時忠音楽賞、2020年兵庫県芸術奨励賞の各賞を受賞。

黒田祐貴(ファルケ)

東京藝術大学卒業、同大学院修士課程修了後、渡伊。Chigiana音楽院でディプロマを取得。第87回日本音楽コンクール声楽部門第2位、岩谷賞(聴衆賞)受賞。第20回東京音楽コンクール声楽部門第3位。兵庫県立芸術文化センターのオペレッタ『メリー・ウィドウ』ダニロでオペラ・オペレッタデビュー。その後も、アントネッロ『ジュリオ・チェーザレ』アキッラ、日生劇場『セヴィリアの理髪師』フィガロ等で出演。またコンサートでも、ベートーヴェン「第九」をはじめ、ヘンデル「メサイア」、バッハ「ロ短調ミサ」、ウォルトン「ベルシャザールの饗宴」等のソリストを務める等活躍。ドイツリート研究にも積極的に取り組んでおり、2023年2月より一年間、ドイツ・カールスルーエにて研鑽を積んでいる。2021年、日本コロムビア『Opus One』レーベルより"Meine Lieder"リリース。二期会会員。

髙梨英次郎(ブリント)

日本大学芸術学部音楽学科声楽コースを首席卒業、学部長賞受賞。東京藝術大学大学院修士課程オペラ科修了。二期会オペラ研修所マスタークラス修了。二期会新進声楽家の夕べなどの演奏会に出演。第9回日本演奏家コンクール声楽部門第1位。第39回イタリア声楽コンコルソ入選。ミラノで研鑽を積む。ノヴァーラ市大聖堂でのモーツァルト「レクイエム」ソロなど、イタリア各地で演奏会に出演。オペラは「ラ・ボエーム」ロドルフォ、アルチンドーロ、「カルメン」ドン・ホセ、レメンダード、「マクベス」マクダフ、「コジ・ファン・トゥッテ」フェルランド、「ランメルモールのルチア」エドガルド、「椿姫」アルフレード、「愛の妙薬」ネモリーノ、「こうもり」アルフレード、アイゼンシュタイン、「メリー・ウィドウ」カミーユ、「夕鶴」与ひょう、「カヴァレリア・ルスティカーナ」トゥリッドゥ、「友人フリッツ」フリッツ、二期会ニューウェーブオペラ「ウリッセの帰還」アンフィーノモ、芸大オペラ定期「イル・カンピエッロ」ゾルゼート、二期会オペラ「トスカ」スポレッタ、「こうもり」ブリント博士、「天国と地獄」ジョン・スティクス、東京・春・音楽祭「ローエングリン」ブラバントの貴族、「ニュルンベルクのマイスタージンガー」モーザー役などで出演。カヴァーキャストとして、セイジ・オザワ・松本フェスティバル「ジャンニ・スキッキ」、「フィガロの結婚」、小澤征爾音楽塾「カルメン」、「こうもり」、「ラ・ボエーム」に参加。「子どものためのオペラ」では、オーケストラ楽器紹介の司会を務める。コンサートでは上記モーツァルトの「レクイエム」の他に、ベートーヴェン「第九」のソリストを日本国内各地、またシンガポールで務める。声楽を佐藤一昭、市原多朗、A.ロフォレーゼの各氏に師事。東京二期会会員。

西岡慎介(ブリント)

東京都出身。國學院大學文学部日本文学科卒業。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。大学卒業時に同声会賞受賞。同大学院音楽研究科声楽専攻独唱科修了。二期会オペラ研修所第51期マスタークラス修了。修了時に優秀賞受賞。フライブルク音楽大学大学院アドヴァンスド・ストゥーディーズ修了。2010年にドイツ、フランクフルト・アン・デア・オーダーで開催された第20回Oper Oder Spree国際音楽祭にてグランプリ(1位)受賞。 2012年オーストリア・アイゼンシュタットで開催されたエスターハージー音楽祭に出演。2014年スイス グスタード・メニューイン音楽祭に出演。ドイツ・フライブルク歌劇場2012/13シーズンから2016/17シーズンまでテノールソリスト契約。5シーズンに渡り、フライブルク歌劇場で30演目250回のオペラ公演にソリストとして出演。その他ドイツではルードヴィヒスブルク歌劇場、フュルト歌劇場公演、スイス・ヴィンタートゥア歌劇場公演、イングランド・ノリッジ王立歌劇場にそれぞれソリストとして出演。 宗教曲では、第56回「芸大メサイア」、モーツァルト「レクイエム」、「戴冠ミサ」、ベートーヴェン「第九」、ハイドン「天地創造」、ベルリオーズ「レクイエム」等の宗教曲のソリストを務める。 日本国内では、二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『ウリッセの帰還』にエウリマコ役、二期会オペラ公演『トゥーランドット』にパン役、『カプリッチョ』に8人の従僕役、『サロメ』にナラボート役、『外套』(D.ミキエレット演出)流しの唄うたい役で、また『カルメン』などに出演。桐朋学園芸術短期大学非常勤講師、日本カール・レーヴェ協会会員。二期会会員。

宮地江奈(アデーレ)

国立音楽大学卒業、同大学院修了。二期会オペラ研修所及び新国立劇場オペラ研修所修了。ANAスカラシップにより、ミラノ・スカラ座研修所、バイエルン州立歌劇場付属研修所にて研修。文化庁による令和元年度新進芸術家海外研修制度により、ハンガリーで研鑽を重ねた。オペラでは、二期会ニューウェーブオペラ『アルチーナ』モルガーナ、二期会『後宮からの逃走』ブロンデ、日生劇場『ヘンゼルとグレーテル』眠りの精/露の精や、日生ファミニリーフェスティバル『アラジン』シリーズで主要キャストを務める他、2022年には二期会『フィガロの結婚』にてスザンナに抜擢され、その演唱は絶賛を博した。また、コンサートにおいてもベートーヴェン「第九」、フォーレ「レクイエム」等の他、A.バッティストーニの指名により「ソルヴェイグの歌」のソリストを務める等活躍、高い評価を得ている。2024年二期会『影のない女』に出演予定。二期会会員。

湯浅桃子(アデーレ)

東京藝術大学卒業。同大学大学院修了。二期会オペラ研修所マスタークラスを最優秀にて修了。文化庁在外派遣研修員としてボストンで研鑽を積み、ピーター・エルヴィンス・ヴォーカル・コンペティション第2位、ロンジー音楽院コンペティション・オーナーズ賞受賞。オペラ・デル・ウェスト(ボストン)『愛の妙薬』アディーナに抜擢される。国内では、日本音楽コンクール第3位を受賞する他、オペラでも、小澤征爾指揮 『タインホイザー』牧童、二期会『ドン・カルロ』天よりの声、『チャールダーシュの女王』シュタージ、『天国と地獄』ユリディス、『フィデリオ』マルツェリーネ、日生劇場『後宮からの逃走』ブロンデ等を好演する他、「ディズニー・オン・クラシック」ヴォーカリスト等でも活躍。2022年も二期会『天国と地獄』にてユリディスを好演した。二期会会員。

岩谷香菜子(イーダ)

浜松学芸高等学校芸術科音楽課程、東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。同大学院音楽研究科修士課程オペラ専攻修了。第66期二期会オペラ研修所マスタークラス修了、修了時に優秀賞を受賞。第35回静岡県学生音楽コンクール第2位。第67回全日本学生音楽コンクール 高校生の部東京大会入選。第71回全日本学生音楽コンクール大学生の部 東京大会入選。第39回ソレイユ声楽コンクール入選。第67回藝大オペラ定期公演《Die Zauberflöte/魔笛》侍女Ⅰとしてオペラデビュー。第8回浜松市民オペラプレイベント、鳥山妙子作曲オペラ《真昼の夜想曲》にて、精霊鏡水役の代役を短期間で果たす。2023年7月、東京二期会70周年記念公演《椿姫》にヴィオレッタ役のアンダースタディとして選抜され、公演を支えた。これまでに柳澤利佳、故日比啓子、佐々木典子の各氏に師事。二期会会員。

河向来実(イーダ)

東京藝術大学音楽学部声楽科ソプラノ専攻卒業、同大学院修士課程音楽研究科オペラ専攻修了。学部卒業時にアカンサス賞、同声会賞を受賞。二期会オペラ研修所マスタークラス66期に特待生として入所、修了時に優秀賞を受賞。6歳よりヴァイオリンをはじめ、東京都立総合芸術高校にヴァイオリンで入学するも、3年次に声楽へ転向。学内のオーディションにてパミーナ役に選出され、第67回藝大オペラ定期公演《魔笛》同役にて出演。また、第6回《藝大第九》ソプラノソリストを務めるなど、コンサートソリストとしても活躍。2023年度宗次エンジェル基金/公益社団法人日本演奏連盟新進演奏家国内奨学金制度奨学生。声楽を江原陽子氏、故太田直樹氏、三縄みどり氏、萩原潤氏、持木弘氏に師事。2024年5月、二期会ニューウェーブオペラ『デイダミーア』ネレーアにて出演予定。二期会会員。

志村文彦(フロッシュ)

武蔵野音楽大学卒業、同大学大学院修了。オペラでは、二期会『ドン・ジョヴァンニ』騎士長でデビューし、その後も『金閣寺』道詮和尚、『蝶々夫人』ボンゾ、『天国と地獄』バッカス、『メリー・ウィドー』プリチッチュ等に出演する他、新国立劇場『夏の夜の夢』スナッグ、『トスカ』堂守、『夜鳴きうぐいす』僧侶、『ニュルンベルクのマイスタージンガー』夜警、びわ湖ホール『ラインの黄金』『神々の黄昏』アルベリヒ等数多く出演、セリアからブッファまで、オペラの舞台には欠かせない存在となっている。コンサートにおいても、NHK交響楽団定期/シェーンベルク「グレの歌」の他、ヘンデル「メサイア」、モーツァルト「レクイエム」、ベートーヴェン「第九」等主要オーケストラとの共演も多い。本年4月、東京春祭『トスカ』堂守にて出演。東京音楽大学教授。二期会会員。

インフォメーション

髙岸未朝(演出)
中山悌一(訳詞)

鈴木俊明(装置)
下斗米大輔(衣裳)
栗山聡之(映像)
アートクリエイション(舞台監督)
喜古恵理香、松村優吾、高橋健介(副指揮)
吉田貴至、高橋健介、原田園美、矢崎貴子、山下百恵(コレペティトゥール)
喜古恵理香、吉田貴至、大沼 徹、澤﨑一了、藤井麻美、鷲尾麻衣(合唱指導)
三浦奈綾(演出助手)
吉田貴至(公演プロデューサー)

主催:公益財団法人大田区文化振興協会
後援:大田区
助成:一般財団法人地域創造、公益財団法人朝日新聞文化財団
制作協力:株式会社 都路アートガーデン

チケット半券サービス アプリコ割