プロフィール

1983年バークリー音楽大学を首席で卒業。同年米CBSと日本人初のレコード専属契約を結び、アルバム「OZONE」で全世界デビュー。2003年グラミー賞ノミネート。ゲイリー・バートン、チック・コリアなど世界的なプレイヤーとの共演や、作曲活動などジャズの最前線で活躍。また、クラシックにも本格的に取り組み、NYフィルハーモニック、サンフランシスコ交響楽団など国内外のオーケストラとも共演を重ねる。2021年には還暦を迎え、「OZONE６０」と題したプロジェクトを全国で展開し、高い評価を得た。平成30年度紫綬褒章受章。

メッセージ

この素晴らしい響きのするホールで演奏させて頂く時はいつも僕にとって大きなチャレンジのステージです。読響さんとのラフマニノフ・パガニーニ狂詩曲、自分のビッグバンド「No Name Horses」の１０周年記念ツアーの千秋楽。そのあとは一度、完全ピアノ・ソロのコンサートを、そして”No Name Horses Quintet”のライブ公演もさせて頂きました。 クインテット公演の時は、何と、さだまさしさんがアンコールに飛び入りで、僕のジャズバージョンにアレンジした「防人の歌」を歌ってくださいました。今回はこの夢の共演が叶ったステージから４年ぶりにソロピアノで皆さんに僕の音楽をお届けします。 コロナ禍がようやく落ち着き、世界中のあちこちでコンサートが物凄い勢いで復活しています。この２０年近く、クラシックの音楽とも真正面から向き合って来ましたが、そこで得られた素晴らしい無限の音楽要素が自分の即興演奏に大きな影響をもたらしていることを、アドリブ演奏をするたびに実感しています。今年のソロのテーマはジャズの原点に戻って一期一会。自分でも二度と創ることができない物語を音楽で綴りながら、皆さんと一緒に旅をしたいと思っています。

出演者ホームページ

Makoto Ozone Official Website

制作：株式会社ヒラサ・オフィス