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公演情報

協会主催公演

お噺(はなし)の森 【午後の部・予定枚数終了】~講談と薩摩琵琶できく“耳なし芳一”~

小泉八雲の『怪談』より「耳なし芳一」を、日本の伝統話芸「講談」と、和楽器「琵琶」の演奏で楽しむ納涼企画です。
①午前の部:出演者たちによるワークショップを加えた約60分間の子ども向け公演
②午後の部:本格的な講談と薩摩琵琶の演奏をじっくり聞かせる約120分間の公演

【講談とは?】

張り扇で釈台をパパンと叩き、武勇伝や軍記などのお話を、メリハリつけて調子よく、わかり易く聞かせる寄席演芸のひとつ。江戸時代初期、今から400年以上も前に始まったと言われる伝統の話芸です。

【薩摩琵琶とは?】

立てて構え、大きく鋭角なバチを激しくたたきつけるように弾く奏法が特徴の弦楽器です。戦国時代に薩摩藩の島津忠良が、中国から伝来した盲僧琵琶を、武士達の士気高揚の為に改良したのが始まりとされています。

2023年8月19日(土)

日程 ①午前の部 11:00開演(10:30開場)
②午後の部 15:00開演(14:30開場)
会場 大田文化の森 ホール
ジャンル 公演(その他)
出演

神田山緑(講談師)
川嶋信子(薩摩琵琶)

チケット情報

チケット情報

発売日

  • オンライン:2023年6月14日(水)10:00~発売!
  • チケット専用電話:2023年6月14日(水)10:00~14:00(発売初日のみ)
  • 窓口販売:2023年6月14日(水)14:00~

※2023年3月1日(水)より、大田区民プラザ工事休館に伴い、チケット専用電話および大田区民プラザの窓口業務が変更となります。詳しくは「チケットの購入方法について」をご覧ください。

チケットの購入方法について

オンラインチケット購入別ウィンドウ

料金(税込)

全席指定
①午前の部 一般 1,500円
①午前の部 中学生以下 500円
②午後の部 2,500円 ※予定枚数終了


※①午前の部:4歳以上入場可
※②午後の部:未就学児入場不可

催し物詳細

神田山緑
川嶋信子

神田山緑(かんだ さんりょく)

2006年5月講談協会前座。2018年3月、12年の異例のスピードで真打昇進。2014年東京オリンピックに向け講談ゴリンジャーを結成。同年、中野区観光大使就任。全国で公演を行うだけでなく、NHK「美の壺」「天才てれびくん」「講談大会」、日本テレビ「ズームイン!!サタデー」「ぐるぐるナインティナイン ゴチになります!」、TBS「ビビット」、BSジャパン「土曜は寅さん」のナレーションや、明治乳業のCM、ロス・プリモスの専属司会、舞台刀剣乱舞に出演など幅広く活動。また、現在最多300名の生徒数を誇る講談教室を主宰。NHK文化センター講師、明治大学、東洋大学、文教大学、清泉女子大学特別講師、敬愛大学客員教授としても活躍。2021年7月 NHKラジオにて東京オリンピック開催式特番に出演。パラリンピック聖火ランナー。2022年3月 なかののなかの株式会社代表取締役に就任。『講談で身につくビジネスに役立つ話術の極意』を上梓。

川嶋信子(かわしま のぶこ)

桐朋学園大学芸術学科卒業。洗足学園音楽大学非常勤講師。薩摩琵琶を鶴田流・岩佐鶴丈に師事。イベント出演や神社仏閣、美術館などさまざまな場で琵琶の魅力を発信し、平家ゆかりの地でも毎年演奏を行う。他にも琵琶2人のユニットや無声映画の楽師、舞踏との共演など、その活動は多岐に渡る。平家物語などの古典演奏のみならず、積極的に創作活動を行い毎年新作を発表。特に“かたる声”には定評があり、力強い低音から透き通るような高音まで、奥行きのある響きと表現で物語を伝えている。また、一日体験教室“まなびわ”を毎月開講し普及活動に尽力しながら、“琵琶寄席”を開催し業界の活性化にも努めている。NHK邦楽オーディション合格、琵琶楽コンクール上位入賞多数。

《耳なし芳一》(あらすじ)

むかしむかし、現在の山口県下関に、阿弥陀あみだ寺というお寺がありました。そこには琵琶びわを弾くのが大変上手い、芳一ほういちという盲人もうじんがいました。彼が弾き語る『平家物語』は大変すばらしく、中でも源氏勢に追い詰められた平家の一軍が、まだ幼いみかどと共に下関海峡しものせきかいきょう壇ノ浦だんのうらに身を投じる場面には、聞くものが皆涙すると評判ひょうばんでした。ある暑い夏の夜、寺の和尚おしょうが外出したため、ひとり寺に残り、琵琶を練習する芳一。すると、どこからか自分を呼ぶ声がします。声の主は、よろいをかぶった武者むしゃでした。武者は、自分が使える身分の高い人物が、評判の高い芳一の弾き語りを聞きたいと言うため、寺までむかえに来たと言うのです。身分の高い方が自分の琵琶を聞きたがっていると聞いてうれしくなった芳一は、声のあとについていくのですが・・・。