小松亮太(バンドネオン)
1973年東京都足立区出身。高校時代より才能を発揮し、伝説的歌手である藤沢嵐子の1991年ラスト・ステージではバンドネオン・ソロで伴奏を担当。1998年のCDデビューを果たして以来、カーネギーホールやアルゼンチン・ブエノスアイレスなどで、タンゴ界における記念碑的な公演を実現している。アルバムはソニーミュージックより20枚以上を制作。「ライブ・イン・TOKYO~2002」がアルゼンチンで高く評価され、2003年にはアルゼンチン音楽家組合(AADI)、ブエノスアイレス市音楽文化管理局から表彰された。2015年にリリースした大貫妙子との共同名義アルバム『Tint』は、第57回輝く!日本レコード大賞「優秀アルバム賞」を受賞。タンゴ界にとどまらず、ソニーのコンピレーション・アルバム『image』と、同ライブツアー「live image」には初回から参加。作曲活動も旺盛で、フジテレビ系アニメ『モノノ怪』OP曲「下弦の月」、TBS系列『THE 世界遺産』OP曲「風の詩」、映画「グスコーブドリの伝記」(ワーナーブラザース配給・手塚プロダクション制作)、「体脂肪計タニタの社員食堂」(角川映画)、NHKドラマ「ご縁ハンター」のサウンドトラックなど多数を手掛けている。
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近藤久美子(ヴァイオリン)
東京音楽大学卒業。タンゴヴァイオリンを神野肇氏、フェルナンド・スアレス・パス両氏に師事。西塔祐三とオルケスタ・ティピカ・パンパを経て、バンドネオン奏者・小松亮太ユニットの主要メンバーとして活躍。また、ブラジルの民族楽器バンドリンの奏者としてもショーロユニット「トリンダージ」を結成し、ジョルジーニョ・ド・パンデイロやマウリシオ・カヒーリョなどアーティストとコンサートを行っている。
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田中伸司(コントラバス)
18歳でコントラバスに出会い国立音楽大学を卒業。1982年より室内楽などを中心に演奏活動を開始。1990年以降はスタジオワークで数多くの録音制作・CM・TV・映画等の音楽制作に参加。1991年にタンゴ界の巨匠、志賀清(Vn)、藤沢嵐子(Vo)の演奏に感銘を受け深く傾倒。1990年代 度々渡亜し、名手H.カバルコスの薫陶を受ける。志賀清、京谷弘司の各グループを経て2009年より小松亮太の全ユニットに参加。2009年トリオ・セレステ結成。今なおタンゴの奥義を追求中。
鈴木厚志(ピアニスト・作曲家)
国立音楽大学ピアノ科首席卒業、矢田部賞受賞。読売新人演奏会出演。卒業後、全国各地を初めとして、ワルシャワ、ミュンヘン等での演奏活動とともに作曲活動を開始。ラテングループのピアニストとして活動している時にブラジル音楽と出会い、現在、日本では珍しいブラジル音楽専門のピアニストとして演奏活動を行う。作曲家としては、数々の室内楽曲、ピアノ協奏曲、コマーシャルソング、ラジオ番組のテーマソング等を手がける。
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鬼起無月(ギター)
1964年神奈川県出身。高校時代より音楽活動を始める。1990年に自己のグループ、ボンデージフルーツを結成、現在までに最新作の「Bondagefruit6」(2005年)を含む6枚のアルバムを発表。ボンデージフルーツは、"ScandinavianProgressive Rock Festival"、サンフランシスコの"Prog Fest'99"に招かれるなど海外での評価も高い。日々自己のギタースタイルを進化させ続ける異才のギタリスト。
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佐竹尚史(パーカッション)
国立音楽大学器楽学科卒業。ドラマー、パーカッショニスト。Blitz philharmonic winds、小江戸ウインドアンサンブル、宮崎勝央グループ、自身のバンドBibbidi Bops 他、ジャズ、ラテン、歌謡曲、吹奏楽とジャンルを問わず活躍している。ドラムを長谷川清志氏に師事。
ナナ(ダンサー)
高野菜々。愛知県名古屋市にて8歳からクラシックバレエを学ぶ。松本道子、藤田彰彦らに師事。2011年、Ballet Collaboration「石の花」出演をきっかけにArts Ballet Theater of Florida 芸術監督V.Isaev氏に招かれ、フロリダ州マイアミで開催された"8th International Young Dancers Festival"に出演。2013年、あいちトリエンナーレ記念トリプルビル公演にて「韃靼人の踊り」主演。のちにアルゼンチンタンゴに出会い、タンゴダンサーに転向。2017年度アルゼンチンタンゴ世界選手権ステージ部門チャンピオンのAxel Arakaki、名古屋アルゼンチンタンゴクラブ代表のCarolina Alberici、タンゴソル日本橋代表のEnrique Moralesに師事する。2018年にはアルゼンチン・ブエノスアイレスに短期留学。アルゼンチンタンゴ世界選手権ピスタ部門にAdrian Coriaと出場した他、現地ダンサーとともにPlaza Dorregoでの野外パフォーマンスや、老舗タンゴカフェ"El Grand Cafe Tortoni"のタンゴショーに出演を果たす。現在、東京のタンゴサロンを中心にエキシビジョン出演の機会を広げている。日本アルゼンチンタンゴ連盟(FJTA)認定講師の資格を持つタンゴ講師でもある。
アクセル(ダンサー)
アクセル新垣。愛知県出身。ダンサーの母の元、13歳よりダンスをはじめる。アルゼンチンタンゴ、ヒップ ホップ、バレエ、ジャズダンス等の様々なダンスを学び多くの舞台に出演。高校卒業後プロデビューし、テーマパークで2年間ダンサーとして活動した後に、アルゼンチンはブエノスアイレスに1年間のタンゴ留学をする。2016年のアルゼンチンタンゴ世界選手権でファイナリスト(7位)となり、2017年遂に優勝を果たし世界チャンピオンとなる。その後、民主音楽協会の主催する民音タンゴシリーズ「ドラマチックタンゴ」でファビオ・ハーゲル楽団と共に日本全国ツアーに参加。最近はアジア各国やヨーロッパにも活動の幅を広げている。