鈴木大介
作曲家の武満徹から「今までに聴いたことがないようなギタリスト」と評されて以後、多岐にわたって常に注目を集める。 1993年のアレッサンドリア市国際ギター・コンクールで優勝。 現代音楽の初演も多く、武満徹「森のなかで」「スペクトラル・カンティクル」の世界初録音を始め、これまで数々の作曲家による新作を初演している。 近年はタンゴやジャズ、また自作によるライヴも行い、多くの名曲のアレンジは録音でもコンサートでも好評である。国立新美術館での「オルセー美術館展」など、美術館でのコンサートも注目された。 30以上あるアルバムは、『カタロニア讃歌~鳥の歌/禁じられた遊び~』が芸術祭優秀賞を、西村朗「天女散花」がレコード・アカデミー賞を受賞するなど、多くの賞を獲得し、2021年9月アールアンフィニ レーベルからの発売の最新作《ギターは謳う My Guitar’s Story》では、武満徹編のポピュラーソング集「12の歌」を20年ぶりに再録。楽譜の出版も多く、同年2月には武満徹没後25周年を記念して、『武満徹 映画とテレビ・ドラマのための音楽 鈴木大介によるギター編曲作品集』が日本ショットより出版。 横浜生まれ。洗足学園音楽大学客員教授。 第10回出光賞、第56回芸術選奨新人賞を受賞。
大萩康司
パリのエコール・ノルマル音楽院、パリ国立高等音楽院で学ぶ。1998年ハバナ国際ギター・コンクール第2位、併せて審査員特別賞「レオ・ブローウェル賞」を受賞。その後4年間イタリアのキジアーナ音楽院でオスカー・ギリアに師事し、4年連続最優秀ディプロマを取得。これまでにギターを萩原博、中野義久、福田進一、キャレル・アルムス、アルベルト・ポンセ、オリヴィエ・シャッサンらに、ソルフェージュを山田順之介、リュート、テオルボ、バロック・ギターをエリック・ベロックに、室内楽をラスロ・アダディに師事。 近年では2019年に井上道義指揮/NHK交響楽団と《アランフェス協奏曲》を演奏し好評を博したほか、ラ・フォル・ジュルネTOKYO、セイジ・オザワ松本フェスティバル、霧島国際音楽祭、宮崎国際音楽祭等の代表的な音楽祭に定期的に招かれている。また、モスクワ、台湾、コロンビア、キューバでの国際ギターフェスティバルにもソリストおよびマスタークラス講師として参加している。 これまでに20枚を超えるCD、2枚のDVDをリリースし、メゾ・ソプラノの波多野睦美やチェロの宮田大らとのCDも好評を博している。 NHK「ららら♪クラシック」やMBS「情熱大陸」、テレビ朝日「題名のない音楽会」等メディア出演も多数。 第6回ホテルオークラ音楽賞、第18回出光音楽賞受賞。現在、洗足学園音楽大学、大阪音楽大学各客員教授。 トッパンホールには、開館当初より数多く出演し、〈エスポワール シリーズ〉3代目アーティストとして、2004年から3年間、練り上げられたプログラムで大きな成果をあげたほか、2022年6月には荘村清志、福田進一、鈴木大介らと「DUO×DUO」として出演した。
村治奏一
1998年第41回東京国際ギター・コンクール他数多くのコンクールで優勝。2003年米ボストン郊外のウォールナット・ヒル・スクールを首席で卒業後、ニューヨークのマンハッタン音楽院に進学。 2006年にはワシントンD.C.のケネディ・センターにて米国でリサイタルを開催し、2008年モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団の「新世界ツアー」にソリストとして抜擢される。また、 2012年には「トヨタ・クラシックス・アジアツアー」のソリストに抜擢され、ウィーン室内管弦楽団と共演、アジア5か国でのツアーを成功させた。以降、様々なツアー、リサイタル、室内楽をはじめ、NHK交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団ほか国内外のオーケストラとの共演や、多数のメディア出演、テーマ曲の作曲・演奏など多彩に活躍。近年は対話型生成AIをベースとした自身の分身AI「A.I.村治奏一」を公開し、ファンとの新しい交流の形として話題を集めている。また、地元・東京台東区の観光大使を務めるなど、音楽の枠を超えた活動にも意欲的に取り組んでいる。2023年にデビュー20周年を迎え、2024年には2枚の最新アルバム「TONES 2019+」と「旅スナップ2024-Picking Felicidade-」をリリース。2022年からは『クラシック・ギター・ジャーニー』と題し、全国の美術館や公会堂、能楽堂、ギャラリーなど多彩な会場でのライブツアーを開催している。
村治奏一公式サイトサイト
朴葵姫
日本と韓国で育つ。荘村清志、福田進一、A.ピエッリ各氏に師事。東京音楽大学を経てウィーン国立音楽大学首席卒業。スペインのアリカンテ・クラシックギターマスターコース首席卒業。2005年小澤征爾指揮のオペラ公演に参加。2007年ハインツベルグ国際ギターコンクール第1位、2008年ベルギー“ギターの春2008”第1位、リヒテンシュタイン国際ギターコンクール第1位、2012年アルハンブラ国際ギターコンクール第1位他多くの主要国際ギターコンクールで優勝。N響、都響、読響はじめ主要オーケストラと共演。「Harmonia-ハルモニア-」(2018年)他多数のCDをリリース。2020年にはデビュー10周年を記念した初のセルフプロデュースアルバム「Le Départ」を制作。2024年4月には、初めて挑む渾身のオール・バッハ アルバムをリリース。欧米やアジア圏のフェスティバルへ招かれるなど、クラシックギター現世代のトップランナーとして活躍している。