特別展
「龍子の歩んだ四国遍路」 川端龍子
四国遍路草描画より
「石手寺」1950年
日本画家・川端龍子は65歳(昭和25年)から6年の歳月をかけて、四国遍路全八十八ヵ所を巡礼しています。その旅の最大の目的は既に亡くなった自分の妻子を弔うことにありました。
当時龍子は「数的に構成された巡礼というもの」に興味をもち、「自分で『草描』と称して描きつつある建築を中心とした作品…つまり私がそれまではあまり手掛けなかった風景画の方面」を題材として描くことに関心を抱いていました。八十八ケ所の札所を一寺ずつ巡る毎に、その場面をスケッチして描いていきます。
今回の特別展では、村上三島記念館(愛媛県)所蔵の深川正一郎氏主宰・俳句雑誌『冬扇』の裏表紙へ龍子が描いた一連の作品と、道中に記載した紀行文の自筆原稿を展示します。紀行文の中には途上で詠んだ俳句も記されており、絵画とは異なる龍子の一面が表現されています
会場芸術主義を宣言し、大作を描いたことで知られる川端龍子でありますが、今回の「草描」による四国遍路一連の作品を通し、龍子の目指した芸術世界を多面的にご覧いただければ幸いです。
○作品リスト
・四国八十八ヶ所草描 全90点 と 原稿 昭和25年~30年作
・渦潮 昭和31年作
・他
特別展 日時 2012年2月4日(土)~3月4日(日)
9:00~16:30(入館は16:00まで)
【講 演 会】 |
| 講演者 | 村上三島記念館学芸員 岡﨑俊文氏 |
| 日 時 | 2012年2月11日(土) 17:00~18:00 |
| 会 場 | 大田区立龍子記念館 |
| 聴講料 | 無料 (入り口で当選葉書をご提示ください。) |
| 募集定員 | 40名 (応募者多数の場合は抽選) |
募集〆切 | 2012年1月25日(水)必着
|
| 申込方法 | 往復はがきにてお申込ください( 郵便番号・住所・氏名/ふりがな・年齢・電話番号を明記のうえ、下記へ。返信用はがきには住所・氏名をご記入ください)
|
| 申込先・お問合せ | 〒143-0024 大田区中央4-2-1 大田区立龍子記念館 TEL:03-3772-0680 |