
かなの美展『古典への憧憬~蓮月尼』
熊谷恒子は江戸末期から明治初期に活躍した女流歌人・大田(おおた)垣(がき)蓮(れん) 月(げつ)の詠んだ歌について数多く作品を残しています。その理由として、蓮月は生前より 歌人として既に名声が高く、またかな書家の一人として、恒子が認識していたことは想像に かたくありません。 熊谷恒子の京都の実家・江馬家には蓮月の書が飾られていたと述懐していることや、「蓮 月尼像」(個人所有)には恒子の祖父である江馬天江が讃を記した作品があり、恒子が嫁ぐ 前から、蓮月に慣れ親しむ素地が作られたと考えられます。 また嫁ぎ先の熊谷家の祖先にあたる熊谷直孝(鳩居堂7代目当主)と蓮月は交流があり、 京都での飢饉(1866年)では、協力して私財を提供し救済に努めたと伝えられます。 このようなことから、恒子にとって非常に身近な存在として蓮月が記憶されていたことが窺 えます。大田垣蓮月の歌に関する書を中心に展示することで、熊谷恒子の書への姿勢を改 めてご覧いただく機会といたします。 日 時 2012年1月4日(水) ~6月23日(土) 会 期 開館時間 9:00~16:30(入館は16:00まで) 熊谷恒子 「青柳の(昭和61年)大田垣蓮月」
「青柳能 し多ゆくみ徒二 可遣 見え弖 こ衛毛那可るゝ 春のう久ひ須 」 「青柳の 下ゆく水に かげみえて 声もながるる 春のうぐいす」
熊 谷 恒 子 出 展 作 品 *出典は全て大田垣連月による *都合により展示作品が変更することがあります。 | | 作 品 名 | 形 状 | 制 作 年 | | 1 | 大佛のほとりに | 帖 | 不詳 | | 2 | 蓮月集 | 巻物 | 不詳 | | 3 | 山里の | 軸 | 不詳 | | 4 | いにしへの | 額 | 昭和52年(1977) | | 5 | 水清き | 額 | 昭和53年(1978) | | 6 | よしや世の | 額 | 昭和57年(1982) | | 7 | かへり見る | 軸 | 昭和57年(1982) | | 8 | 青柳の | 軸 | 昭和61年(1986) | | 9 | 山佐との | 軸 | 昭和47年(1972) | | 10 | あさかぜに | 軸 | 不詳 | | 11 | かへり見る | 軸 | 昭和54年(1979) | | 12 | 山里の | 額 | 昭和58年(1983) | | 13 | 花と見し | 額 | 昭和57年(1982) | | 14 | 蓮月尼の歌 秋 | 帖 | 昭和39年(1964) | | 15 | 蓮月尼の歌 冬 | 帖 | 昭和39年(1964) | | 16 | 蓮月尼歌集 上 | 帖 | 不詳 | | 17 | 蓮月尼歌集 下 | 帖 | 不詳 |
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1月26日(木)、2月27日(月)、 3月27日(火)
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1月23日(月)、2月26日(日)、 2月27日(月)、3月26日(月)
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毎月第二木曜日 (1月12日、2月9日、3月8日・・)
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11月5日(土)開催 Vol.19 『小田桐寛之(トロンボーン)』 ※ 終了
1月21日(土)開催 Vol.20 『大萩康司」(ギター)』 ※ 終了
 ・2月24日(金)開催 『志らく・文左衛門・マグナム小林』 1月28日(土) 10:00より発売
・3月23日(金)開催 『志らく・文左衛門・ペーソス』 2月25日(土) 10:00より発売
 ・2月16日(木) 開催 チャリート スィングス! ラテン タイム!! 発売中
・3月15日(木)開催 五十嵐明要&ザ・聞楽亭 スペシャルゲスト:原田忠幸 2月17日(金) 10:00より発売
 ・4月24日(火)開催 津田真理(ピアノ) Vol.5~楽器の王様“ピアノ”の魅力~ 好評発売中
・6月19日(火)開催 杉本真弓(ヴァイオリン) Vol.6~弦楽器の貴婦人 “ヴァイオリン”の旋律~ 好評発売中
・2012年3月28日(水)14:30上映 入場無料 要入場整理券(お1人様1枚) 当日13:00より配布 『それいけ!アンパンマン』
 特別展 「龍子の歩んだ四国遍路」 展示期間 2012年2月4日(土)~3月4日(日)
熊谷恒子の世界 かなの美展『古典への憧憬~蓮月尼』 2012年1月4日(水)~6月23日(土)
 安西啓明、小山 洋、児玉 嶄 ~うつりゆく風景~ 2011年11月30日(水)~2012年2月25日(土)
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